かずはしがり屋 〜かずはしともブログ〜

すきま漫画家の日常とお仕事情報です。

漫画家リレーチャレンジ「となりのアマビエさん」
4月11日にtwitterでスタートしました。現在も継続中です。

COVID-19禍で自宅滞在を余儀なくされ、アーティストや芸人さんがSNSで楽しいことをつなげよう、とされているのを見て
「漫画家は漫画をリレーしたら楽しいんじゃないかな?」
と〆切明けのぼーっとした頭のままtwitterでつぶやきましたら、思いのほか反応を頂きまして。

原稿上がりのアイドリングのままのイキオイで最初の2枚を描き上げました。
編集者の友人にも相談して、漠然としたリレーより回しやすいイメージをつけようとアイデアを頂き、タイトルは「となりのアマビエさん」に。

ルートは2つ用意して、変化を比べながら見ていくのも楽しいんじゃないか?と、
twitterで最初に挙手頂いた漫画家の藤沢チヒロさんと高瀬志帆さんに、それぞれルートA、ルートB、の続きをお任せしました。

…それから1ヶ月。
たくさんの漫画家さんがお忙しいなか御参加下さいました。
折も折、いろいろなリレーバトンが回る中、原稿1Pという骨の折れる作業にお時間を割いてくださり、感激しきりです。 


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まとめ↓
ルートA
https://togetter.com/li/1494322
ルートB
https://togetter.com/li/1494330

バトン、でもいいのですが、荷物になるかもしれません。「パス」くらいの気持ちです。
流れのまま楽しませて頂いておりますが、
ご興味ある漫画家さんは twitterで「#となりのアマビエさん」を付けて、「パスおくれ」とつぶやいておいていただけると、回す側のかたが気楽になるかもしれません。

ジャンルや舞台の垣根も越えて、描くかたも読むかたも楽しめたら。
それだけです。

【5つのゆるいルール】
1.1P描く(コマ数自由)
2.24時間(あくまでなるべく)以内に次の漫画家さん(了解をとる)へ回す
3.画像に作者名、通し番号、次の漫画家さんの指名、ルート名、を入れる
4.タグつける↓
#漫画家リレーチャレンジ
#となりのアマビエさん
#ルート(AかBか選択)
5.楽しいことしましょう!



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以前どこかのコミックスのあとがきに書いた気がしますが、絶版になってますのでここに。

遙か昔の20世紀。

私は某少女漫画雑誌でデビューしました。

デビュー作に何通か読者のかたからお手紙をいただき、そのうちの一通が印象に残りました。

それは、心臓が右にある少女からのものでした。

10代で書くファンレターって何書いていいかわからなくて、自分語り入っちゃうじゃないですか。私も身に覚えがあります。

差出人の彼女はちょっと悩んではいるものの、健康には差し支えないように思えました。

私は、新人の作品への感想のお礼と、少しの励ましを添えて返事を出しました。

それほど間をおかず、また編集部宛に彼女から手紙が来ました。嬉しかった。


それから10数年ほどして、高校時代の後輩がアシスタントに来てくれることになりました。雑談するうちにその「初めて頂いたお手紙」の話に。

「あ、先輩それ私ですよ。心臓が右にあるって書いたでしょ」

「え!」

「名前も住所もデタラメですよ~」
(ちなみに彼女の心臓は左にあります。 少し毛は生えてます)

「なんだよ~そうなのか~」


…え、ちょっと待て。

「私返事書いて、それにまた返事来たよ?」

「えー私知りませんよ?だいたい住所実在しないし」


私は、頂いたお手紙は全部とってある。

今部屋を片付けてる最中なので、いずれその「初めて頂いたお手紙と2通目」が発掘される、はず。

…消えていなければ。
 IMG_3239

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2019年秋に整理収納アドバイザー資格保有の漫画家・阿部川キネコさまを招いて「オタかづけ」に取りかかった(→去年の11月の記事)ものの、仕事で中断していた我が「あかずの間」退治。

通常は仕事の合間には高齢母の家にフォローに行っていたので、あまり時間も取れなかったんだけれど、自粛要請が出ている今は都内から出るわけにも行かず。
ここで進めましょう、一歩ずつ。

昨年暮れから1月頭の1ヶ月間、自炊機器レンタルのスキャレン(http://www.scaren.com/ )で機材を借りて仕事の合間に少しずつ本をさばいておいた。
少しと言っても写真の5倍くらい。
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レンタルするのはこれで3度目。の、はず。
買った方が良いという向きもあるかもしれないが、実は自分で購入するとなるとページスキャナのScanSnap本体よりも、意外に裁断機が高いのだ。
ScanSnapはオークション等で比較的安く入手出来るが、大型裁断機は中古でも高い。
それなら、整備の出来てるScanSnapと大型裁断機、それを短期間ではなく30日レンタルするのが楽だと思うのだ。
なにしろ大型裁断機、重いしでっかいし刃が危ないし、家に常に置いておくには邪魔すぎる。

前回レンタルした時と裁断機の機種が変わって、厚みのある本でもズレが少なくなったと思う。
(いや、私の腕前が上がったのかもしれない?)IMG_2523
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送られてくるパッケージにはホチキスの針外し器、スキャナのヘッドの清掃セットも同梱。
返す時は元通り収めて、入っていた伝票を箱に貼って送り返すだけ(送料はレンタル料金に込み)。
ズボラな私向き。
(↓詰め方がわからなくならないよう、箱から出す前に写真を撮っておく)
 IMG_2364

何百冊もの本(A5判・カラー・解像度200〜300dpi・500P前後)は、外付けのポータブル1TB HDに収まって、まだスカスカである。jpgで保存してあるがPDF化も簡単。

さらば大型スキャンセット。いつか本が溜まる日が来たらまた会おう。
あんまり溜め込みたくないけど。 
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