かずはしがり屋 〜かずはしともブログ〜

すきま漫画家の日常とお仕事情報です。

以前どこかのコミックスのあとがきに書いた気がしますが、絶版になってますのでここに。

遙か昔の20世紀。

私は某少女漫画雑誌でデビューしました。

デビュー作に何通か読者のかたからお手紙をいただき、そのうちの一通が印象に残りました。

それは、心臓が右にある少女からのものでした。

10代で書くファンレターって何書いていいかわからなくて、自分語り入っちゃうじゃないですか。私も身に覚えがあります。

差出人の彼女はちょっと悩んではいるものの、健康には差し支えないように思えました。

私は、新人の作品への感想のお礼と、少しの励ましを添えて返事を出しました。

それほど間をおかず、また編集部宛に彼女から手紙が来ました。嬉しかった。


それから10数年ほどして、高校時代の後輩がアシスタントに来てくれることになりました。雑談するうちにその「初めて頂いたお手紙」の話に。

「あ、先輩それ私ですよ。心臓が右にあるって書いたでしょ」

「え!」

「名前も住所もデタラメですよ~」
(ちなみに彼女の心臓は左にあります。 少し毛は生えてます)

「なんだよ~そうなのか~」


…え、ちょっと待て。

「私返事書いて、それにまた返事来たよ?」

「えー私知りませんよ?だいたい住所実在しないし」


私は、頂いたお手紙は全部とってある。

今部屋を片付けてる最中なので、いずれその「初めて頂いたお手紙と2通目」が発掘される、はず。

…消えていなければ。
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2019年秋に整理収納アドバイザー資格保有の漫画家・阿部川キネコさまを招いて「オタかづけ」に取りかかった(→去年の11月の記事)ものの、仕事で中断していた我が「あかずの間」退治。

通常は仕事の合間には高齢母の家にフォローに行っていたので、あまり時間も取れなかったんだけれど、自粛要請が出ている今は都内から出るわけにも行かず。
ここで進めましょう、一歩ずつ。

昨年暮れから1月頭の1ヶ月間、自炊機器レンタルのスキャレン(http://www.scaren.com/ )で機材を借りて仕事の合間に少しずつ本をさばいておいた。
少しと言っても写真の5倍くらい。
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レンタルするのはこれで3度目。の、はず。
買った方が良いという向きもあるかもしれないが、実は自分で購入するとなるとページスキャナのScanSnap本体よりも、意外に裁断機が高いのだ。
ScanSnapはオークション等で比較的安く入手出来るが、大型裁断機は中古でも高い。
それなら、整備の出来てるScanSnapと大型裁断機、それを短期間ではなく30日レンタルするのが楽だと思うのだ。
なにしろ大型裁断機、重いしでっかいし刃が危ないし、家に常に置いておくには邪魔すぎる。

前回レンタルした時と裁断機の機種が変わって、厚みのある本でもズレが少なくなったと思う。
(いや、私の腕前が上がったのかもしれない?)IMG_2523
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送られてくるパッケージにはホチキスの針外し器、スキャナのヘッドの清掃セットも同梱。
返す時は元通り収めて、入っていた伝票を箱に貼って送り返すだけ(送料はレンタル料金に込み)。
ズボラな私向き。
(↓詰め方がわからなくならないよう、箱から出す前に写真を撮っておく)
 IMG_2364

何百冊もの本(A5判・カラー・解像度200〜300dpi・500P前後)は、外付けのポータブル1TB HDに収まって、まだスカスカである。jpgで保存してあるがPDF化も簡単。

さらば大型スキャンセット。いつか本が溜まる日が来たらまた会おう。
あんまり溜め込みたくないけど。 
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ひとつ前のブログにも書きましたが、去年の秋からずうっと漫画を描いてました。
今年になってからは149P。
フルデジタルにしてからは1人仕事なのでなかなかの引きこもりでした。

そのうちの1本、ホラーシルキー(白泉社の新しいWEB雑誌)掲載の「人魚姫のひみつ」。
4月15日に発売になりました。

憶えてらっしゃいますでしょうか、20世紀が終わる頃の、ぶ厚いホラー漫画雑誌ブーム。
基本的に女性読者対象で、講談社のサスペンス&ホラーをはじめ、ハロウィン、ホラーM、サスペリア、ホラーハウス…あの系統、今、一冊もないんですよ。

現在残っているのは「ほんとうにあった怖い話」的な、読者体験の怪異をコミカライズした雑誌。
創作のホラー漫画って描く舞台がなくなってしまった(男性向けの創作ホラー漫画は専門雑誌はないにせよあるんですよね)。

そんな感じの物をもういちど、今ならWEBで出来ないか?
そんな試みが「ホラーシルキー」。2019年11月に創刊号が出て、いま3冊目が絶賛発売中!
(って、電子だからバックナンバーもちゃんと発売中です!)
Vol.1とVol.3に私も執筆いたしました。
「あかずきんの森」と「人魚姫のひみつ」。
10年ほど前までよく手がけていた、童話アレンジの物語です。
昨年の12月にネームを作り、今年の3月に原稿を完成させました。


読んで下さったかたはお気づきかと思いますが…タイミング的にいろいろと編集氏と相談しまして。
「黒死病(ペスト)」のワードを控え、架空の病「黒毒病」にさせて頂きました。
いつかこの災禍が過ぎて、戻せる平和な日が来ますように…!

51Pよみきり110円(税込)です(^-^)/

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