前回に続き、小松菜についたアブラムシとの戦い。
トマト、キュウリ、ネギ、バジル、ローズマリー、ヤマイモにはこんなにアブラムシって つかなかったなあ。
最初は遠隔戦闘で木酢液、油石けん水、ぬるま湯、と飛び道具を浴びせ続けてきたわけですが、もう面倒くさくなって葉の裏についてるヤツは指先やマステでぺたぺた捕り始めました。
接近戦に突入。根比べ。
でも、もとアナログで漫画を描いていた者は、たいがいの「細かい作業」は原稿用紙をマゾ点(マゾ点描←わからない人は20世紀デビューの漫画家さんに訊いてね♡) で埋めていたことに比べればなんでもないし、手書きで何十ページものネームのセリフを書いていたことを考えればどうってことないのだ。
葉の折れるのも気にせずに結構徹底的に捕る。
これは長期戦なのだ。
次に出る新しい葉っぱは、まるっと私のものだ。おまえらに汁などひと口たりともやらん。
市販の小松菜は防虫ネットをベタがけ(地面に直接拡げて端を土に埋める)するという。
しかしベランダじゃそういうわけにもいかない。市販の家庭用防虫ハウスみたいなものは割とお高い。ざっと調べても5000円前後から1万超え。
じゃー、作るか?
3ヶ月ぶりに近くの百均へ行った。手持ちの防虫ネットでどうにか囲いが作れないものか?
ワイヤーっぽい物で囲って、ネットをかけて、針金で縛って…
使えそうな物をかごに入れたあと、園芸用品売り場の植木鉢スタンドが気に掛かる。
ワイヤーで出来た50㎝くらいある大きなもの。
これはネットを筒にして包むかなあ…あれ?筒型のネットって身近にあったような…。
洗濯ネット。筒型のやつを見ると充分スタンドの大きさをカバー。
網目の大きさも、アブラムシより小さい。
そんなわけで、200円のスタンドと100円の洗濯ネットでプランター防虫セットが出来てしまいました。
プランターは2つあるので、当初の計画の物も製作。
発砲スチロールの角柱4本をロの字に接着し、花壇用のフェンスを刺して防虫ネットをかぶせ、防水テープでぐるっと留める。発泡スチロールの接地面には防水のすきまテープで虫の侵入をシャットアウト!
見た目はあまり良くないが、サイズは充分。 材料費700円(防虫網はメルカリで10m送込1100円)。
…でも、ワイヤースタンドと洗濯ネットのほうが、百倍らくちん。300円だし。
洗えるし。買い換えても安いし。
強いて言えば防虫ネットよりやや光が透過しにくいというくらい?
アブラムシを取り去った苗に牛乳をスプレーし、本日はおしまい。
俺たちの戦いはこれからだ!