かずはしがり屋 〜かずはしともブログ〜

すきま漫画家の日常とお仕事情報です。

カテゴリ:日々のあれこれ > 飲み食い

ちょっと寝坊して9:30に起きたら、炊飯器には夕飯用の米がセットされていた。
昨日一緒にスーパーで七草を買ったんだが…まあ想定内
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お昼に冷凍庫のごはん玉の一掃を兼ねて七草粥もどきを作る。
うちの近所のスーパーでは例年398円ほどの小さい七草セットが、母宅近所のお高めスーパーでは598円!場所柄か、値上げの折か?
おまけにいつもこれだけはわっさーっと入ってるハコベラも4本しか入ってない。世知辛い。みんな僅かなので全種類体内に摂取し損ないそう。
え、そういうもんでもないの?
私の親や両祖父母世代は伝統や慣習をまったく気にしない人たちだったので、(歌舞伎や映画や写真家という気にしそうな芸能関係だったにも拘らず)、七草粥は私しかやらない。
本物を食べたことがないので、自分にいいように作る。
残りご飯と細かく切った七草をガラスープを少し入れてコトコト煮て、塩で味を整える。
高齢母に
「食べる?」
「食べたことない」
いえ貴女もう3回以上は食べてますよ😅(想定内)
味変でちょっと胡麻油をたらす。
美味しい、とおかわりしてくれました。
さっぱりあっさりで黒豆の残りとなますが合いました。
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😅
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御徒町で映画観て、帰りに吉池覗いたらつい買ってしまった牡蠣。
と、カメノテとアコヤガイの柱。

アコヤガイの柱はかき揚げにして年越し蕎麦に乗せるか。
牡蠣は炒めてにんにくオイル漬に。
さて、カメノテ。(おまけにフジツボ?)

以前築地のお寿司屋さんでちょっと食べたことあるが、調理したことはない。
ちらちら吉池で見かけて好奇心はあった。蒸せばいいのかな?
店員さんに
「カメノテってどうやって食べるんですか?」
「え?…お待ちください。おーい」
知らないのか😅
「洗って茹でて頂ければ」
「砂だしとかしなくていいんですか?」
「はい」

食材としてそんなに推してないのか😅

カメノテは貝っぽく見えるがエビの仲間である。
以前食べた記憶の味もそんな感じ。

100g231円。
「このくらい(ひと塊り)で何グラムですか?」
「250gですね」
「ください」
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さて。その後甥とイタリアンを食べる待ち合わせだったので、ガシガシとビニール袋に氷を詰めて、店に入る。
「それ何?」
「カメノテ」
「食べたい!」
甥は珍しいものは食べたがる、ウーパールーパーも食べた猛者である。
もう仕事納めということで我が家までやってきた。

ボウルに水と塩を入れてタワシでゴシゴシ。
スキマだらけの凸凹で、砂と汚れ取れてんだか取れてないんだか。
気をつけないと壊れてしまうし、小さいイガイ(ムール貝の類)が沢山付いていてぼろぼろ落ちる。

鍋にお湯を沸かし、適当に塩を入れて、塊ごと放り込む。
(あとでクックパッド見たら一個ずつ外すらしかった)
8分くらい茹でて上げた。

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甲殻類ならマヨが鉄板かな?
「一味と七味どっちがいい?」
「七味!…あれこの七味美味しい!」
「浅草のやげん堀だ あったりまえ」

さて、実食!
指で殻を剥いてするっと身を取り出す。
中から茹で汁とかイガイの殻とかいろいろ飛び散る。
(翌日、大掃除をしていたら部屋のあちこちから飛び散ったイガイが発見された😅)
やはり一個ずつ外すべきだった?

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もぐ。
おお、イケる。癖や磯臭さは全く無い。
味はエビカニ。歯応えはシコっと貝。

「茎」部分は白くて食べやすく旨いが、先っぽの方の黒い毛部分はシャリっとして、食べられないことないが食べなくていいとこかな?

寿司やバター炒めやグラタンにも合う感じで美味しいが、めんどくさいのと可食部分考えるとコスパは微妙なので、市場では盛り上がらないか、やっぱり。
アコヤガイは以前食材として浸透していなかった頃、三重に住んでた友人から冷凍で沢山送って貰ったので美味しいのはわかってる。その頃は産業廃棄物同然だったので格安だったと記憶しているが、今やミョウガ3本くらいと同じサイズのパッケージで1000円である。

さて、牡蠣を炒めるか!
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COVID-19自粛でオープンが春から7月にずれこんだトキワ荘ミュージアム。
7月の内覧会にも招待状を頂いてそれも伺えずにいたのですが、昨日やっと行く機会がありました。

友人漫画家さんの呼びかけで、オープン記念の漫画家色紙展示に参加させて頂いたので、大御所やメジャーなかたに混ざって壁に貼られているんです。あのトキワ荘に。
たぶんこんなことは、細くて長い漫画家人生の最初で最後です(笑)

残念ながら展示されているうちの子(色紙です)の勇姿は撮影禁止でカメラに収められなかったんですが、目に焼き付けてきました。
良かった、私自称漫画家じゃなかったんだわ。 

その帰り道、昭和の匂いのする町をあるいていたら、 道ばたに海苔が並べられていた。
海苔専門店。日本橋でもないこんな内陸に、個人商店の海苔屋さんはめずらしくない?
ちょうど焼き海苔が切れていたので箱に並んだいろいろな海苔を見ていたら、後ろから声をかけられた。 
「それ、みんな味違うんですよ」
ラフな格好のお兄さんだ。
目の前の箱には焼き海苔が産地別にパック詰めされている。
「お店のかたですか?」
「いえ、近くに住んでる者です」
「おすすめとかあります?」
「食べ比べると面白いですよ。近くのお寿司屋さんもここに海苔買いに来るから」
とか話していたら、店主のおやじさんが顔を出した。
食べ比べの焼き海苔3パックを買う。
1帖(全形10枚)で350円。3つで1000円。安い!
(余談だけど、実家を出てから乾物が意外と高いことに驚いたものだ。干し椎茸とか海苔とか)
「すみません、お札大きいんですがいいですか?」
「 一万円札!今年初めてみたね!」
店主、ファンキーおやじだった。うちの亡父もこんなだったかなー。
「私も今年初めて使いました!」 
どこもビニール袋はくれないご時世だが、手提げのビニールに入れてくれた。

きっとトキワ荘があったころからこの海苔屋さんもここにあったんだろうなあ。
あああ、糖質制限ダイエット中だが白いご飯でおむすび3つ並べて食べたくなった。 
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確定申告を手伝ってくれたバイト氏の希望で、お礼と打ち上げを兼ねてラ・ベットラ・ダ・オチアイへ。


緊急事態宣言撤回でお店は営業再開だが、メニューや時間に一部制限が有るもよう。

でもそのせいか、普段取りにくい1830分の予約がとれた。


銀座、久しぶり!

電車に乗るのは4月からまだ2回目だ!


近くのホテルがアパホテルになってる(^_^;)いつから来てないんだ私。

ミレニアムにはあそこに泊まって同い年の友人たちと生まれ年のボルドーを開けたっけ。今もう2020年て!


開店時間が迫るとお店の前に人が集まってきた。

入店時に体温を測る。席はテーブルごとに衝立で仕切ってあった。人の入りは80%くらい?

いつもの白いテーブルクロスが消えて、紙のランチョンマット。

ランチタイム用の物だけど、COVID-19対策ですね。恥ずかしながら昔描かせて頂いたものだ。今見るともうちょっとバランスとかいじりたい

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まずはスプマンテをグラスで。コースの最初の泡はワクワク感も嬉しいので欠かせない。

メニューは20年前にここで初めて知ったプリフィクス式。

たくさんの種類から前菜・パスタ・メインを選ぶ。


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前菜は同行者にバーニャカウダを勧め、自分は初心に返って初めて来た時に食べた蛸とセロリのサラダ。蛸がとても柔らかいのだ。

バーニャカウダが美味しいと同行者絶賛。でしょでしょ。塩の効いたしっとりフォカッチャも美味しいでしょ。お替わりも頂けるんだよ。

パスタは同行者は牛頰肉の赤ワイン煮込みのリガトーニ、久々なので、私はやっぱりウニのスパゲティ。
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 メインは同行者はミックスグリル(牛・仔羊・ソーセージ)と、私は仔羊の軽い燻製グリル。

本当はうずらのきのこペーストが食べたかったローズマリー風味のポテトをつけて。

でもまだ無理なのかな~
キッチンを背にして座ってしまったので見えなかったが、来始めた頃は落合務シェフが鍋を振っている姿もよく見られた。
そもそもは、昔レストランものを描いた時に資料で落合氏の自伝を読み、興味が湧いて、取材させて頂いたのが縁だった。今は支配人は3代目?息子さんのようだ。
 

スプマンテからソアヴェのカラフェ、キャンティの小さいカラフェ。仕事あるからお酒はちょっとだけ。
ワインが苦手だと言っていた同行者がソアヴェが美味しいと。さっぱりしてるよね。
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ドルチェは同行者が胡桃のタルト、私は本日のムース(いちごとバニラ)。カプチーノしみじみ美味しい。


ごちそうさまでした。

次はそんなに間を開けずにまた来たい。

でも今日の感染者は100人超えとのことだから、また遠くなるのだろうか?(悲)


前菜、次回はアレ食べるんだ~。

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合体
6月です。

COVID-19の自粛で4月頭から2ヶ月近く家から出ず、 2月21日以来人と会ってなかった私。
いくら自宅でする職業とはいえ、マンネリです。
せめて美味しい物が食べたい、けど買い物ストックから自炊するしかない。
6月には大好きな葉山のCHAYAのチェリータルトが始まるのに…(゜ー,゜*) ジュル

というわけで近い物を作りました。クックパッドのタルト類のレシピを参考に、自分の舌の記憶頼み。
自分のために備忘録。

 【タルト台】
無塩バター…60g
砂糖…40g
卵黄…1個
薄力粉…115g
胡桃をフードプロセッサで粉砕した物…20g
ココアパウダー(無糖)…5g
シナモンパウダー…2g
バニラエッセンス…2滴

【カスタードクリーム】
卵黄…2個
砂糖…40g
牛乳…200cc
ラム酒…50ccは入れすぎだった(^_^;) 
バニラエッセンス…2滴

【フィリング】
冷凍サワーチェリー…500g
砂糖…大さじ1だから15gくらいかな?
レモン汁…1個分

【ナパージュ(仕上げ用つや出しゼリー)】
サワーチェリーを解凍した時に出たジュース…50cc
ゼラチン…5g
砂糖…15g

●タルト生地を作る
1.室温やちょい温めて泡立て器でクリーム状にしたバターに砂糖をすり混ぜ、卵黄も混ぜる。
2.小麦粉・ココア・シナモン・粉砕した胡桃を泡立て器でよく混ぜる(←粉ふるいが面倒くさいので)1に粉を加え、バニラエッセンス(入れなくても良い)も入れて、ヘラなどで混ぜる。
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3.まとめてラップに包み、冷蔵庫で2時間くらい寝かす。断じて黒糖饅頭ではない。EatXLF7UcAADA8w

●その隙にカスタードクリームを作る
1.ボウルに卵黄、小麦粉、砂糖を入れてよく混ぜ、牛乳を少しずつ加えて混ぜる。バニラエッセンス、お好みの洋酒などを入れて混ぜ(洋酒は加熱後に仕上げに入れるか、フィリングのほうに入れた方が美味しいかも知れない)、ざるなどで漉して小鍋に移し、弱火にかける。
2.混ぜながら煮詰める。5分くらい(焦げに注意!)。好きな硬さで火を止めて冷ましておく。EatamcbUcAE4cwK

●フィリングを作る。
1.解凍したサワーチェリーの種を抜く。太めのストローを斜めに切って使うと便利ときいてやってみた。キッチンは外科手術室の様相。Eat3qYdUwAE8AAY
2.このままでも充分甘酸っぱいのだが香りが全く無いので、レモン半個分の汁と砂糖大さじ1を振って、1分半ほどチンした。もしかしたら洋酒で香り付けはこのタイミングかも。冷ます。

●ナパージュを作る
1.サワーチェリーを解凍した時に鮮やかなルビー色のドリップが出たので、これ50ccに粉ゼラチンと砂糖を入れて40秒ほどレンジでチン。

●タルト台を焼く
1.寝かしておいたタルト生地を、強力粉を打ち粉にしてめん棒で丸く伸ばす。タルト型より1.5cmくらい大きく伸ばして、型にかぶせて敷き込み、めん棒を転がして余分な分をカット。この写真ではまだですが、フォークなどでピケして冷蔵庫で1時間くらい冷やす。
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余った生地でアマビエさんクッキーを焼いた。ちょっと焦げたけどサクサクで美味しい。EavB3uiUMAE7ZLI
スパイス入りのクッキーは好きだ。ジンジャーやクローブやオールスパイスを入れると、あっちゅーまに泉●のクッキーの味になる。
2.冷やした生地にオーブンシートを敷いてタルトストーンを置き(やらなくても膨れないと思う)、180℃に温めたオーブンで15分焼く。冷ます。

●仕上げる
1. タルト台にカスタードクリームを敷き、チェリーを並べる。本家のCHAYAのタルトは台の内側に薄くビターチョコレートがコーティングされていて、クリームの湿気がタルト生地に染みこまないようになっている。でもクッキーかじった感じでは、今日のこの生地はすごくもろいのでむしろ湿気吸ってくれるの大歓迎。
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2. ナパージュする。冷蔵庫でちょっととろみがつくまで冷やした(長時間入れると完全にゼリーになってしまうので注意。その場合は数秒チンします)。チェリーが少なめでカスタードが見えちゃってるところをカバー。
冷蔵庫で1時間くらい落ち着かせて、
完成!! 
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●実食

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やはり生地がもろいのでカットに失敗!
でも味は上々。3回目はもっと美味しく作れそう。作るのか?
1回目はサワーチェリー缶詰とパイシートで作ったけど、サワーチェリー缶の味がいまいちなのと、しっかりしたパイ皮と中身の食感が合わなかったのだ。
タルト皮もしかしたら卵白少しだけ入れたら良かったかな?
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そんなわけで引きこもりセルフバースデーケーキ食べるまでに2日かかった顛末でした。
はぴばすでーおとといの私。
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