かずはしがり屋 〜かずはしともブログ〜

すきま漫画家の日常とお仕事情報です。

カテゴリ:日々のあれこれ > お出かけ

もうすぐ春3月。
自宅に防音室を作った旧知のギタリスト編集さんが、ついにご自身のハードロックバンドを組んだ。
ライブハウスを貸し切って、出版社バンドsのセッションLIVEをやるそうな。

ちなみに彼女の学生時代のギタリストとしてのエピソードは少々のアレンジのみで漫画に使わせて頂いた。
一昨年描いた「ちつのトリセツ」は実は許可を得て、how-toものではなく昭和の終わり頃に若き日々を送った世代への応援歌漫画なのだ。
(あ、最後2枚はモデルにしてないですよ!)

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しかし、しかしだよ。
3/9って!漫画家は動けない人が多いんだよう!(私だけ?
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「志摩スペイン村」がtwitterのトレンドに上がっていたので、1990年代に幼児雑誌の付録の、子連れお出かけスポットのルポシリーズで取材に行ったときの漫画をUPしてみました 。
海風が吹く気持ちのいい場所で、当時からのんびりしてました(笑)。
パスタパエリア美味しかった!
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COVID-19自粛でオープンが春から7月にずれこんだトキワ荘ミュージアム。
7月の内覧会にも招待状を頂いてそれも伺えずにいたのですが、昨日やっと行く機会がありました。

友人漫画家さんの呼びかけで、オープン記念の漫画家色紙展示に参加させて頂いたので、大御所やメジャーなかたに混ざって壁に貼られているんです。あのトキワ荘に。
たぶんこんなことは、細くて長い漫画家人生の最初で最後です(笑)

残念ながら展示されているうちの子(色紙です)の勇姿は撮影禁止でカメラに収められなかったんですが、目に焼き付けてきました。
良かった、私自称漫画家じゃなかったんだわ。 

その帰り道、昭和の匂いのする町をあるいていたら、 道ばたに海苔が並べられていた。
海苔専門店。日本橋でもないこんな内陸に、個人商店の海苔屋さんはめずらしくない?
ちょうど焼き海苔が切れていたので箱に並んだいろいろな海苔を見ていたら、後ろから声をかけられた。 
「それ、みんな味違うんですよ」
ラフな格好のお兄さんだ。
目の前の箱には焼き海苔が産地別にパック詰めされている。
「お店のかたですか?」
「いえ、近くに住んでる者です」
「おすすめとかあります?」
「食べ比べると面白いですよ。近くのお寿司屋さんもここに海苔買いに来るから」
とか話していたら、店主のおやじさんが顔を出した。
食べ比べの焼き海苔3パックを買う。
1帖(全形10枚)で350円。3つで1000円。安い!
(余談だけど、実家を出てから乾物が意外と高いことに驚いたものだ。干し椎茸とか海苔とか)
「すみません、お札大きいんですがいいですか?」
「 一万円札!今年初めてみたね!」
店主、ファンキーおやじだった。うちの亡父もこんなだったかなー。
「私も今年初めて使いました!」 
どこもビニール袋はくれないご時世だが、手提げのビニールに入れてくれた。

きっとトキワ荘があったころからこの海苔屋さんもここにあったんだろうなあ。
あああ、糖質制限ダイエット中だが白いご飯でおむすび3つ並べて食べたくなった。 
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確定申告を手伝ってくれたバイト氏の希望で、お礼と打ち上げを兼ねてラ・ベットラ・ダ・オチアイへ。


緊急事態宣言撤回でお店は営業再開だが、メニューや時間に一部制限が有るもよう。

でもそのせいか、普段取りにくい1830分の予約がとれた。


銀座、久しぶり!

電車に乗るのは4月からまだ2回目だ!


近くのホテルがアパホテルになってる(^_^;)いつから来てないんだ私。

ミレニアムにはあそこに泊まって同い年の友人たちと生まれ年のボルドーを開けたっけ。今もう2020年て!


開店時間が迫るとお店の前に人が集まってきた。

入店時に体温を測る。席はテーブルごとに衝立で仕切ってあった。人の入りは80%くらい?

いつもの白いテーブルクロスが消えて、紙のランチョンマット。

ランチタイム用の物だけど、COVID-19対策ですね。恥ずかしながら昔描かせて頂いたものだ。今見るともうちょっとバランスとかいじりたい

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まずはスプマンテをグラスで。コースの最初の泡はワクワク感も嬉しいので欠かせない。

メニューは20年前にここで初めて知ったプリフィクス式。

たくさんの種類から前菜・パスタ・メインを選ぶ。


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前菜は同行者にバーニャカウダを勧め、自分は初心に返って初めて来た時に食べた蛸とセロリのサラダ。蛸がとても柔らかいのだ。

バーニャカウダが美味しいと同行者絶賛。でしょでしょ。塩の効いたしっとりフォカッチャも美味しいでしょ。お替わりも頂けるんだよ。

パスタは同行者は牛頰肉の赤ワイン煮込みのリガトーニ、久々なので、私はやっぱりウニのスパゲティ。
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 メインは同行者はミックスグリル(牛・仔羊・ソーセージ)と、私は仔羊の軽い燻製グリル。

本当はうずらのきのこペーストが食べたかったローズマリー風味のポテトをつけて。

でもまだ無理なのかな~
キッチンを背にして座ってしまったので見えなかったが、来始めた頃は落合務シェフが鍋を振っている姿もよく見られた。
そもそもは、昔レストランものを描いた時に資料で落合氏の自伝を読み、興味が湧いて、取材させて頂いたのが縁だった。今は支配人は3代目?息子さんのようだ。
 

スプマンテからソアヴェのカラフェ、キャンティの小さいカラフェ。仕事あるからお酒はちょっとだけ。
ワインが苦手だと言っていた同行者がソアヴェが美味しいと。さっぱりしてるよね。
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ドルチェは同行者が胡桃のタルト、私は本日のムース(いちごとバニラ)。カプチーノしみじみ美味しい。


ごちそうさまでした。

次はそんなに間を開けずにまた来たい。

でも今日の感染者は100人超えとのことだから、また遠くなるのだろうか?(悲)


前菜、次回はアレ食べるんだ~。

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12月26日に今年最後のプロットを終えてから、事務仕事を片付けて、睡眠不足気味で友人のお墓詣りに片道2時間の列車に乗る。命日は夏だけれど今年は仕事が忙しくて行きそびれてたから。
 

駅からさらに1時間に1〜2本のバスに乗り、霊園入口から10分ほど歩いた場所に友人は眠っている。もう13回目なので、迷うことなくたどり着いた(のは2回目)。

草むしりして水をかけ、お花を供え、お線香をあげる。
が、この日関東は強風。
火を点けようとしてマッチを擦っても、すぐに消えてなかなか線香に移らない。あっという間にマッチ一箱、ライターのガスも消費して、さあ困った。
このままここにお線香置いて帰っちゃダメ?ダメよね。


「お客様のなかに火をお持ちの方はいらっしゃいますか…?」
しかしだだっ広い、暮れの押し迫った霊園には人っ子ひとり見あたらない。
よそのお墓の前にマッチないかな…そりゃ墓場泥棒か。


風は強いが雲1つなく天気は快晴。
虫眼鏡でもあれば、櫓に組んだ燃えさしのマッチの軸に火を点けられるかも…とか他人様のお墓の前でサバイバル豆知識を脳から総動員。
カバンの中を探っていたら紙切れを一枚発見。ライターの残り少ないガスで5ミリほどの炎で祈るように点火。
ああ、暖かい…
暮れだけに気分はマッチ売りの少女。

ピラピラしたチャラい炎が上がり、この機を逃すかと線香の束をかざす。

炎はすぐ消えた。うおおおおおお、ジーザス…!(仏教のお墓です)


しかし一筋の煙と香りが立ちのぼった。
熾火のごとく深緑の棒が光っている。
つつつつつつ、点いた!


風に燃えさしの黒い紙片が舞って飛んでいくが、まわりは石だらけなのでまあいいや。
墓前に辿り着いてから1時間が経っていた。
一生墓場から帰れないかと思った…。


帰路またバスに乗り列車に乗ったら、強風の影響で電車止まってた。
ホトケさま…(T . T)


おまけに寝不足でぼーっとして電車乗り間違えた…。
ホームで外国人の少女に「マイハマ、マイハマ⁉︎」と声をかけられる。
ごめん、東京の東側の乗り換え、あいどんのー。
 

自宅に帰り着いて夕飯食べたら寝落ちして、気づいたら真夜中でした…。
明日は大掃除、と言いたいところですが、今年最後のプロットは終わったが今年最後のネームは残ってます…
コミケには無料配布のペーパーを持って行きます。(12/30(月)西C49a)
現在進行形の商業誌や来年の新しい仕事のことや、近況や描く予定。

みなさま、どうぞ良いお年を。
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