かずはしがり屋 〜かずはしともブログ〜

すきま漫画家の日常とお仕事情報です。

カテゴリ:日々のあれこれ > 雑談


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朝日新聞デジタルには7/20に載せて頂いたんですが、この「窓」のシリーズ記事は紙のほうの紙面には載ったり載らなかったりすると伺って、まあ載らないだろうなとは思っていたんです。
経験上マスコミってそんなもんだよねと。

けど記者さんがずっと気にかけていらっしゃって
昨日
「天変地異がなければ、大きめの紙面で載ります!」
とご連絡頂きました。

5月末に入院先から、Googleストリートビューで見かけた2010年の亡父の姿をXにポストしてバズった時は多方から記事化のお話を頂きましたが、直接取材に会いに来て下さったのはこの記者さんだけでした。

(自分の入院はいろいろあったんですが、それはまた別の機会に😅)

Xのこのポストは4000万ビュー超えたので、国民の3人に1人がうちの父を見たことになる😅
目立ちたがりのとーちゃんだったが、流石に照れてることだろう〜

https://www.asahi.com/articles/DA3S16013351.html


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誰だ12月のくそ忙しい時に骨折のロッキングプレート除去手術入院入れたの!(私です)
事前検査とか諸々でカレンダーのスケジュールぎっちぎちじゃんか😭
そんでX線写真で可愛いと思ってたプレート。
立体で見たらごっついじゃん!なんだこのビスの長さ!
これデリケートな関節に刺さってていいヤツですか!?

DR「可愛いでしょベイビーフットって呼ばれてるんですよ」
なるほど…これ術後頂けます?

DR「バッグのチャームに付けたりする人いますよ〜」
いやそこまでは。

ビスは10本入っている。
手術直後、手首の太さが右よりだいぶ太くて腫れのせいかと思ってたけど、今でも目視で5mmくらい厚くて、物理的にこんなのが入ってればそりゃそうだ。
全身の関節柔らかい方なんですが、怪我したとこ、可動域いまいちなのは金属でファジイ部分に制限かかってるんだろなあ。

模型でこの間隔でビス打ったら絶対樹脂部分粉砕すると思う…人間の骨って強い。
骨におそらくぼこぼこ開いているビスの穴が、自力滲出するカルシウムで埋まるまでまた数ヶ月。

仕事には差し支えないはずだが、その間何か起きるかまたドキドキわくわくである。
何しろ確率的に日本の女子は激少ない、北欧男子が罹るマッツ・ミケルセン拘縮になってるし!←病名間違い(長くて覚えられない)

思えば、以前開腹手術で退院したのも暮れの12/25だった…  
 →詳しくは「ピノコ摘出日記」へ。(無料)
その年末のコミケ?参加しましたよはっはっは。
スクリーンショット 2023-12-07 10.45.57ロッキングプレート1

 
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恐山漫画を経て、左手首も快調に使えるようになり、白泉社「ホラーシルキー」に昨年夏にプロットまでは完成していた
「嘘つきピノッキオ」 が載りました。
2年ぶりのオリジナルストーリー漫画です。
(コミカライズや「まんが未知」は描きましたが)

シナリオ作ってネームに起こしたら予想より長編になってしまい、前後編に。
予定してなかったので「引き」ヘタっぴですが、おそらく前編をお読みになってラストが想像出来るかたは少ないと思います(気づいた人はネタバレは12月の後編発売までご容赦を)。
お楽しみに!
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ところで、X(元twitter)でカフェオレを作ったポスト(ツイート)がなんかびっくりバズったようで。
そうか、みなさんおうちカフェオレ苦労されてるんだな〜と目から鱗でした。 
コメントを読ませて頂くと、何を排して何を大事にするかはひとそれぞれだなと😅 
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ひとことだけ
雑=時短ではない。
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「少年サンデーSの付録に婚姻届がついてくる」
と、今日のYahooニュースで読んだが。

甘い甘い、マリトッツォにズコット挟んだみたいに甘い。

「フォアミセス」(秋田書店・月刊)は2年前、エンディングノートが付録だった。
見た目は明るくておしゃれだが、項目がたくさんあってなかなか思いつかない所まで気を配り、使える構成になっている。
なので、雑誌献本で頂いたが手元に残してあった。
なんてったって確実に婚姻届の倍は需要あるし、穿った付録だと思う。ナイス編集部。

個人的にはおくすり手帳なんかも付録で欲しい。
同人グッズではもうあるはずだ。
自分でも作ろうかな?と思ったが私の絵では需要がなさそうなので我慢してる。
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鈴木るりかが好きだ。


ご存知の方も多いと思うが、「
12歳の文学賞」を10歳で受賞した現在17歳の高校生小説家。

賞品欲しさに〆切日の数時間で初挑戦で小説を書き上げ、その作品で大賞を受賞、その後3年間同賞の大賞を連覇した。

受賞作の見事さに魅了され、14歳の誕生日に発売された初単行本「さよなら、田中さん」、ネットに置かれていた単行本未掲載の応募作も読んだ。


正直な話、最近はネットに小説投稿サイトもあるというのになかなか読み進むことが出来ず、読みにくさも集中力のなさも歳のせいかと諦めがちだった。

ところが鈴木るりかの文章はすごく美しくて読みやすい。

美しいと言っても過美な装飾や自己陶酔は無くシンプルで、すとんと入ってきてストレスがない。しかも状況や景色はリアルに伝わってくる。

私にとって、時代の文化や年齢の違いで共通言語も理解し難くなってしまった10代。その現役の視点の世界が、気持ちが、わかる日本語で伝わって来るのはちょっとした異文化体験で、感動だ。


12歳の文学賞」出身の10代作家という肩書きからか優等生的な売り出しかたをされているような気がするが、なかなかどうしてニヤッとする皮肉な視点も持ち合わせておられる。エンターティナーだ。

何かのインタビューで読んだが、プロットを作らず書くという。

それってスティーブン・キングや栗本薫と同じ匂いがするよ。


デビュー単行本以降、だいたい1年に1冊のペースで新刊が発行されている。
写真は2冊めの「14歳、明日の時間割」 。

これからもとても楽しみ。
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