かずはしがり屋 〜かずはしともブログ〜

すきま漫画家の日常とお仕事情報です。

カテゴリ: マンガとか

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こちらが先でした。この夏に描いたもう1本。
8/3発売、月刊フォアミセス 8月号(秋田書店)。

2年続いたシリーズ「ブラック・オペレーション」がこの4月に終わりまして、新しいシリーズ物を…と準備をしていたのですが、取材する段になってCOVID-19騒ぎになってしまいまして。
取材先の方にお会いすることが出来なくなってしまいました。
 
今は読み切りにしましょうか、ということで描かせて頂いたのがこれ。
ちょっと遅れ気味ですが「異世界物」に便乗。
お読みになって頂けるとわかりますが、ほぼ出オチです(^_^;)
「チャレンジャーですね…」 
と言いつつこのネタを通してくださった担当さんと編集部に感謝。
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読み返すといまいち吹っ切りが足りなかったのですが、雑誌のアンケートを送って頂けると首がつながります(^_^;)←すごく不安

「ブラック・オペレーション」はこの秋刊行目指して電子コミックス進行中です。
全3巻。各巻にシリーズ開始のウラ話など、描き下ろしあとがき製作中です! 
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あっというまに夏も終盤ですと?
6〜7月はCOVID-19自粛と言うよりも、2本描いていて実質引きこもりでした。
その2本め。
WEB雑誌「ホラーシルキー Vol.5」(白泉社e.net!) の童話ホラーシリーズ
「ジャックは豆の木の下で」掲載です。
よみきり1本税抜だと100円という明朗会計。1冊だと7本+ショートコミック入って400円とお買い得。
8/19各電子書店で発売中。

Vol.1の赤ずきんモノ、 Vol.3の人魚姫モノはかつて雑誌「まんがグリム童話」(ぶんか社)で何度か描いたネタなのですが(というか有名な童話はだいたい翻案したのですが)「ジャックと豆の木」モノは初めてです。
なぜかと申しますと、レディスコミック誌だからか男性主人公はあまり歓迎されなかったので。
なんででしょ。女性読者って別に女性が主人公じゃなくても、どうでもいいと思うんですよ。 
少なくとも私はそうです。
 
それはさておき、「ジャックは豆の木の下で」。
デザイナーさんから頂いた表紙レイアウトを見てかっこよくて感激しました。
「是非これでお願いします」とお返事して1週間後。
「考えたんですが、ホラーにしてはPOPなので直しました」と編集氏づてに修正案をもう一度送ってくださいました。
こちらもかっこいい!
何より、長いこと自分の漫画の扉絵を気にかけて頂いていたのが嬉しい。
前の案と迷った末に、新しい方でお願いしました。
ありがとうありがとう…!

ネット配信Onlyのカラーページ(RGB)は紙に印刷(CMYK)する時と発色の仕方が違うので、それを利用したギューンとくる色を考慮してくださってます。 
思わず並べちゃう。 
010203小

ついでに、このシリーズの扉は自分が今まで表紙絵で苦手だった、あることを克服しようと頑張っております。
ヒントは過去の扉絵たちだ。ふっふっふ。 

隔号登場でしたが、10月半ば発売のVol.6にも登場予定です。
ネタは…過去にも2回くらい描いたメジャー童話です。アプローチは全然変えますので、お楽しみに!
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漫画家リレーチャレンジ「となりのアマビエさん」
4月11日にtwitterでスタートしました。現在も継続中です。

COVID-19禍で自宅滞在を余儀なくされ、アーティストや芸人さんがSNSで楽しいことをつなげよう、とされているのを見て
「漫画家は漫画をリレーしたら楽しいんじゃないかな?」
と〆切明けのぼーっとした頭のままtwitterでつぶやきましたら、思いのほか反応を頂きまして。

原稿上がりのアイドリングのままのイキオイで最初の2枚を描き上げました。
編集者の友人にも相談して、漠然としたリレーより回しやすいイメージをつけようとアイデアを頂き、タイトルは「となりのアマビエさん」に。

ルートは2つ用意して、変化を比べながら見ていくのも楽しいんじゃないか?と、
twitterで最初に挙手頂いた漫画家の藤沢チヒロさんと高瀬志帆さんに、それぞれルートA、ルートB、の続きをお任せしました。

…それから1ヶ月。
たくさんの漫画家さんがお忙しいなか御参加下さいました。
折も折、いろいろなリレーバトンが回る中、原稿1Pという骨の折れる作業にお時間を割いてくださり、感激しきりです。 


EVTQymPVAAEnnJqEVTQ5OjUUAAeWRf


まとめ↓
ルートA
https://togetter.com/li/1494322
ルートB
https://togetter.com/li/1494330

バトン、でもいいのですが、荷物になるかもしれません。「パス」くらいの気持ちです。
流れのまま楽しませて頂いておりますが、
ご興味ある漫画家さんは twitterで「#となりのアマビエさん」を付けて、「パスおくれ」とつぶやいておいていただけると、回す側のかたが気楽になるかもしれません。

ジャンルや舞台の垣根も越えて、描くかたも読むかたも楽しめたら。
それだけです。

【5つのゆるいルール】
1.1P描く(コマ数自由)
2.24時間(あくまでなるべく)以内に次の漫画家さん(了解をとる)へ回す
3.画像に作者名、通し番号、次の漫画家さんの指名、ルート名、を入れる
4.タグつける↓
#漫画家リレーチャレンジ
#となりのアマビエさん
#ルート(AかBか選択)
5.楽しいことしましょう!



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ひとつ前のブログにも書きましたが、去年の秋からずうっと漫画を描いてました。
今年になってからは149P。
フルデジタルにしてからは1人仕事なのでなかなかの引きこもりでした。

そのうちの1本、ホラーシルキー(白泉社の新しいWEB雑誌)掲載の「人魚姫のひみつ」。
4月15日に発売になりました。

憶えてらっしゃいますでしょうか、20世紀が終わる頃の、ぶ厚いホラー漫画雑誌ブーム。
基本的に女性読者対象で、講談社のサスペンス&ホラーをはじめ、ハロウィン、ホラーM、サスペリア、ホラーハウス…あの系統、今、一冊もないんですよ。

現在残っているのは「ほんとうにあった怖い話」的な、読者体験の怪異をコミカライズした雑誌。
創作のホラー漫画って描く舞台がなくなってしまった(男性向けの創作ホラー漫画は専門雑誌はないにせよあるんですよね)。

そんな感じの物をもういちど、今ならWEBで出来ないか?
そんな試みが「ホラーシルキー」。2019年11月に創刊号が出て、いま3冊目が絶賛発売中!
(って、電子だからバックナンバーもちゃんと発売中です!)
Vol.1とVol.3に私も執筆いたしました。
「あかずきんの森」と「人魚姫のひみつ」。
10年ほど前までよく手がけていた、童話アレンジの物語です。
昨年の12月にネームを作り、今年の3月に原稿を完成させました。


読んで下さったかたはお気づきかと思いますが…タイミング的にいろいろと編集氏と相談しまして。
「黒死病(ペスト)」のワードを控え、架空の病「黒毒病」にさせて頂きました。
いつかこの災禍が過ぎて、戻せる平和な日が来ますように…!

51Pよみきり110円(税込)です(^-^)/

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Renta!
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初めてのかたは「ピノコ摘出日記」↓からどうぞ
http://www.kazuhashi.xyz/archives/3025723.html

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